第01話

15/15
前へ
/141ページ
次へ
だから2枚ね!! 納得。 知母「でね、焼きたてが一番美味しいし知帆海斗くん家に届けてくれないかしら??」 知「へ?? あ、うん。いいよ」 海斗に謝るいい口実が出来た。 お母さんに感謝感謝。 知母「じゃあ、よろしくね!!」 そう言ってチェリーパイを可愛くラッピングしてそれを入れた袋をあたしに渡して来た。 あたしは形を崩さぬようにゆっくりと受け取った。 知「じゃあお母さん、行ってきます!!」 知母「気をつけてね。 行ってらっしゃい!!」 気をつけてねって言われても… あたしん家と海斗ん家はお隣りだから大丈夫なんだけど。 心配性なお母さんです。 こうして海斗ん家に行ける良いきっかけをお母さんが作ってくれて どきまぎしつつの扉の前に立ちインターホンを鳴らした。  
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1733人が本棚に入れています
本棚に追加