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海斗が階段を全部降りあたしの前に立つ。
あたしは玄関に立っているからかいつも以上に背の違いが激しい。
首痛いしつるし。
取り合えず海斗のお母さんにチェリーパイを渡した。
知「あの…
これ、お母さんが作って」
海母「あら、チェリーパイ??」
知「はい」
海母「まぁ、美味しそう!!
ありがとー!!
じゃ、紅茶とか入れてるから知帆ちゃんは海斗の部屋で待っててね」
え…
いきなり海斗の部屋で二人っきりって来ましたか??
んー無理っぽ…
あたし素直になれるかなぁ…
そこが一番の不安点…
海斗のお母さんはそんなあたしの気持ちなんか知る訳もなく
いや知ってたら怖いが…
当たり前にあたし達を置いてキッチンの方に行ってしまった。
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