第02話

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ありゃあ永久保存版の一瞬だったわ。 あたしの頭の中のフォルダーに入れておこう。 気付けばさっき以上に顔を赤くしてる。 そんなあたしに海斗は… 海「俺の部屋に来ねぇの??」 と、言った。 あーそっか。 海斗の部屋… 知「い、行くに決まってんじゃん」 可愛くない言い方で俯きながら海斗について行き階段を上った。 海斗の部屋に入るとあたしは海斗のベッドに座り海斗は椅子に座ってあたしを見ている。 知「な、何…??見ないでよっ」 …つくづく思う、どうしてあたしって憎まれ口ばっか叩くのだろうか。 海「…なぁんか、知帆と話すの久々って感じして…」 知「…そ、そっかな…」 海「うん」 あたしも同感。 今日あたしが勝手に子供じみた嫉妬なんかして勝手に八つ当たりしたせいだもんね。  
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