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そう叫び海斗の横を通り過ぎ。
海「ちょ、おい!!
知帆!?」
背後から海斗の声がしたけど素直になれないから無視をして…。
ちょっと期待していたのに海斗があたしを追い掛けて来る気配は無かった。
海「ちょ、知帆!!
待てって!何怒ってんだよ!!」
えーえー怒ってますよ。
でもそれは海斗に言えない理由だから。
そして今も女の子に囲まれてんでしょ??
あたしは海斗を助ける訳もなくスタスタと教室に向かって歩き続けてる。
海斗のばーか。
教室に着くと、イライラした気分で席に座った。
??「ちょっと知帆ー??
何怒ってんのぉ??」
そう言いながら、あたしの前の席に座る陸里 優麻(リクサトユウマ)。
優麻は、しっかりしていてお姉さんタイプ。
黒髪ストレートに整った顔。
あたしの自慢の親友です。
知「だって…」
優「また得意の嫉妬??
海斗君モテるもんねぇ」
知「…」
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