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海斗が教室を出て行った後…
知「っはぁ~…」
海斗以上の盛大なため息をつき机に顔を伏せた。
ため息つくと幸せ逃げるって言うけど、もう逃げてる。
優「ばーか。
あんた見てるとこっちまで情けなくなるわ」
さき程の言動に後悔したばっかりなのに…落ち込んでるのに…
情けないあたしを一喝する我が親友。
知「…だって…」
嫉妬しちゃうんだもん…。
どうしようもなくあたしが半泣き状態になっていたら
優麻の彼氏、そして海斗の親友の塚原 梓(ツカハラ アズサ)君が来た。
梓「よぉーっす!!
あれ??
海斗居なくね??」
優「あ、ちょっ…梓!!」
梓君の『海斗』と言う言葉で
さっきよりも気分が落ち込むあたしが居る。
梓くん…
海斗は居ないのです…
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