149人が本棚に入れています
本棚に追加
立ったまま抱き寄せられたまま、ドレスのフリルはたくし上げられ形を崩しておりました。
温度のない指先と手のひらが、内腿をつねるように撫ぜていきます。
ひたすらこの人に調教された体は、意志に反してでも快楽に溺れていきます。
荒げる息を首元に吐かれ、それにすら歓喜の声をあげてしまいます。
背中のファスナーが下ろされ、両肩から垂直に落ちたドレスは、こぼした牛乳のように広がりました。
あぁ…
悲しいのか快楽に濡れているだけなのか、自分でもわからない涙を、私は落とします。
最初のコメントを投稿しよう!