始まりの手紙

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『Caffe・Corale “カフェコラ”の愛称で親しまれている、この町の小さな喫茶店だ。 この喫茶店は優しげな老夫婦が経営している、とてもあたたかい雰囲気のお店だと感じられる。 だが不思議なことに、このお店はお客が途切れることがまったくない。いつも必ずお客がいるのだ。朝も、昼も、夕方も。客が1人だけの日もあれば、ほぼ満席状態の日もある。(またもや不思議なことに“ほぼ”満席であって、満席になることはないらしい) 何故小さな町の小さな喫茶店に人が入るのだろうか? それは喫茶店の経営者である老夫婦の人柄の良さにあった。 以下、インタビューの様子‥‥』
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