一.始

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『えーっと あなたは…?』 「さ、斎藤 一だ」 語尾がごにょごにょして声が小さくなっている 『はいぃぃぃっ!? マジでかっ!!マジでっかっ!! 私の理想をだぁぁれかぁぁぁぁっ!!取り戻してくれぇぇ~っ!! ヘールプミーッ!!』 「へぇるぷみぃ? それ何です『ヘルプミーはヘルプミーなんだっ!!』 「ヒック… グスッ―― そう言えば…あなた誰?」 あ… そこ言っちゃう? そういや私、名前すら言ってないしっ!! 瓦の上から来ましたーっ!!なんて言ったらどうなる私っ!? ヤバくない? じゃあ取りあえず 『こ、こんにちは~』  
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