二人の神

3/10
前へ
/53ページ
次へ
しばらくすると、俺の目の前に、二人の男女が現れた 『初めまして、龍也君。私達は、あなたのいた世界のではないけど、神です』 優しそうな声の主は、どうやら女の人のようで、唇を動かす動作があったから、間違いない しかし、今こいつは何と言った? 「神…だと…?信じられるか!」 『信じる信じないは自由だが、俺達は一応、死んだお前を迎えに来たのだぞ?』 偉そうな声の主は、女の人とは逆に、男の人のようだ 「確かに俺は死んだ。だが迎えに来たとはどういう意味だ?それに、さっきから何故俺の名を知っている?」 自称神と言う二人の男女は、俺の疑問に交互に答えた    
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加