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「いやー。いいよ。
神崎さん。」
興奮したように言ったのは俺の入っている事務所の社長。
「美花ちゃん、今日、撮った写真、雑誌に載せても構わないかな?」
先ほどまで写真をチェックしていた雑誌の編集者もご満悦だ。
それから、美花と一緒に帰る。
「今日は、ありがとな。」
俺の言葉に
「ううん。こっちこそ、すごーく楽しかった。
モデルさんの真似事までさせてもらっちゃって。
あんなに可愛い服着れて、本当に嬉しかったよ。」
笑顔がきらきら輝いている。
あぁ、やっぱり好きだなと思った。
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