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「…本当にこの女は…こんな仕事をするような女か?」
「気に入りましたか…冥さま。ある事情からこの仕事をしたいらしいです」
“理由まで知りませんがね”そう言うと契約書を取り出してテーブルの上に広げた。
「いかが致しますか冥さま。」
「ふんっ…良いだろう…今までの人形の倍の給金を支払う」
胸ポケットから万年筆を取り出して、広げられた契約書にサインする。
それを見た業者は満足そうに笑うと 立ち上がり部屋を出ていった。
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