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「早く行かないと遅刻するんじゃなかったのか?」
「そうだ!
彼方!、柚!
行くぞ!」
そう言って、俺の家を飛び出していった。
外は雪は降っていないものの肌寒く、
少し息苦しいかった。
そんなことは気にしてられず、俺たちは学校に走っていった。
これから起こる悲しい出来事は誰にも分からなかった………………………
いや、彼方は気付いていた。
それを認めたくないから、
受け入れたくないから、
何も言わなかった……………………
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