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なんとかギリギリで間に合い、始業式は始まった。
校長の長い話が始まり、周りの人は1人、また1人と夢の世界に入っていった。
大和は始まる前から寝ていたが……………………斜め後ろにいた柚に叩き起こされていた。
俺は、そんなやりとりを小声で笑いながら、朝のことを考えていた。
「(何であの夢を見たんだろ……………
最近は全く見てなかったのに…………………
俺が忘れかけていたからか………………
刻み込むためか……………
あの日を忘れるなと………)」
そんなことを考えていたら、いつの間にか校長の話は終わっていた。
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