~忘れられた国へ~

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目を開けたら……ピンクと白であしらわれた何だか可愛らしい部屋に着いていた。 …あの…こんな事言ってる場合でもないんだけど…この部屋すっごく可愛いの!…すっごく好みかも!うわ~…うわ~♪ …はっ!ダメダメ!ホント、こんな事言ってる場合じゃないんだから!とにかく…冷静に考えなくっちゃ。 ……えっと…まず、この部屋に着地?したみたいね。特に痛みもないし…傷もない。他も特に変化な…うん。よし、落ち着こう!…ない、これは流石にないでしょ。落ち着いて、もう一度見よう。 ………ふぅ。同じ…みたいね。とりあえず、叫んでみようかしら。…何だか、私さっきから叫んでばかりね。まぁ、良いわ。 …すぅ~……… 「何、この服!?いや…ホントに何コレ!?……コレって、不思議の国のアリスのアリスの服だよね!?何で私コスプレしてんの~~!!?」 ……よし、スッキリした!← …そう、もう…とにかく、私が叫んだ通りなのよ。さっきまで制服だったのに…何か、不思議の国のアリスのコスプレとかしちゃってるのよ、私。しかも、靴とかリボンカチューシャまでバッチリ。 ……もう、何でって言うか…いつの間に服とか変わったんだろう…。 ………とにかく、服が何で変わったのかとか、どうやって変わったのかとか、わかんないんだからどれだけ深く考えても多分無駄よね。 とりあえず…どうやったら帰れるのかを考えなくっちゃ。これもわからない事だけど…これはわからないと困る事だものね。 …1人で考えても思い浮かばないものは浮かばないわよね。 …誰か居ないかしら…?…そうよ!ここは部屋なんだし、多分誰かのお家よね!別の部屋に誰か居るかも知れないわ!考えるより行動、よ!探しに行ってみましょう♪
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