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私は、男の人が苦手だった。
そう認識したのは小学三年生の終わりくらいからで、周りに背の高い女の子が多い中、私一人が小さかった事に由来する。
クラスの男の子も女の子には背の高さで負けていたけど、私がさらに小さかったから、からかいの対象になってしまったのだった。
チビとかちんちくりんとか、当時の私にはひどく苦痛で、苦手になったのもこれがきっかけ。
泣いたらもっと冷やかされるし、でも泣く事しかできなかったのが本当に悔しかった。
そんな時だったと思う。
遥さんとの出会いは。
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