本文

10/51
前へ
/57ページ
次へ
日月神示(9/51) 無間の鐘を打ち鳴らして、 昔の神が世界の人民を知らせども、 暗黒の世であるから、 神のまことの教えは耳に入らず、 外国の獣の真似をいたして、 牛馬の肉を喰ったり、 洋服を着て神の前をはばからず 彷徨(うろつ)いたり、 一も金銀(かね)、 二も金銀と申して、 金銀でなけら世が治まらん、 人民は命が保てんように取り違いいたしたり、 人の国であろうが、 人の物であろうが、 すきさえありたら奪ることを考えたり、 学さえありたら、 世界は自由自在になるように思うて、 畜生の国の学に深はまりいたしたり、 女と見れば何人でも手に掛け、 妾や足かけをたくさんに抱えて、 開けた人民のやり方と考えたり、 恥も畏れも知らぬばかりか、 他人はどんな難儀をいたしておりても、 見て見んふりをいたして、 我が身さえ善ければよいと申して、 日本魂(やまとだましい)の種を 外国に引き抜かれてしもうて、 徴兵を免れようとして、 神や仏事に願をかける人民、 多数出て来て、 国の事ども一つも思わず、 外国に国を奪わられても、 別に何とも思わず、 心配もいたさぬ腰抜け人民ばかりで、 この先はどうして世が立ちて行くと思うているか、 判らんと申しても余りであるぞ。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

127人が本棚に入れています
本棚に追加