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帰りは、増田貴久と同じ電車だった。
彼は、私の斜め前に座って寝ている。
私は、彼の顔をじっと見ていた。
慶『髪の毛サラサラでいいなぁ。
笑ってる顔ステキで、見てるだけで癒 やされちゃうよ』
そんな事を考えていた。
私は次の駅で降りる。彼は起きなかっ た。どこで降りるのかなぁ。
電車を降りるとき、私は増田君をチラ ッと見た。
その時、一瞬だが増田君と目があった ような気がした。
そんな訳がない。私の思い込みだ。
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