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カイルは体育館に翔んできた
「適当に座って」
ミスラに言われ、カイルは空いている席に座ることにした
「それじゃあ私は挨拶があるから行くね」
するとミスラは舞台の方へ歩いて行った
「続きまして学園長からの挨拶です」
「皆さん、おはようございます」 カイルはスピーカーから流れてきた声に驚いた
声の主はミスラだった
カイルが驚いていると隣の席から話かけられた
「もしかして、お姉ちゃんを知ってるの?」
「お姉ちゃん?」
「うん、ミスラお姉ちゃんのことだよ」 ミスラさんの妹!?
「この学園に入学するきっかけを作ってくれたのがミスラさんなんだ」カイルは今までの経緯を説明した
「そうなんだ あ、自己紹介がまだだったね。私はミラ・カイゼル よろしくね」
いろいろとミスラさんに似ている所があるようだ
「俺は、カイル・クライン よろしく」
カイルはミラと挨拶をしたあと入学式が終わったのでひとまずミスラを探すことにした
しばらく探しているとミスラが走ってきた
「じゃあ次は寮に行こうか」
「はい」
するとミスラは転移の魔法を使わず歩いた
「何故、転移の魔法を使わないんですか?」カイルが質問すると
「人がいる所に急に現れたら危ないでしょ?それに学園内なら使わずに行けるから」
とミスラが説明してくれた
しばらく歩くと寮に着いた
部屋は案外広く3人程度なら暮らせる広さがある
「これで入学手続きはおしまい あとは担任から聞いてね
君はA組だよ」
ミスラからある程度説明を聞き教室の場所もわかった
「何から何までありがとうございます」
カイルがお礼を言うと
「うん。じゃあまたね」
ミスラは手をふりながら部屋からでていった
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