-最終章-

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「お前が寂しがりなの位、知ってる」 手首を切った時も。 自活するって、話をした時も。 俺が、嫌いだって言った、あの時も。 ――――独リニ、シナイデ。 「流鬼」 「ん?」 「好きだ」 「うん」 「愛してる」 「…うん//」 でも。 寂しさを埋めたくて、好きになった訳じゃない。 それだけは―――――忘れないで。 「玲汰、あのさ…」    
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