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―流鬼Side―
ふわり、と背中に柔らかな感触。
ふかふか、と言うに相応しいそれは、太陽の光を惜しみ無く受けたであろう事が、容易に想像出来た。
干したての布団に、風呂上がりの身体。
寝るなら、今しかない―――けれど。
「んっ…」
重ねられた唇に、言い訳じみた“迷いは”消えて失せた。
「はっ…れ、た…」
襟元から、少し冷たい手が侵入して、肌を撫でる。
手とは対照的に、熱を持った唇が、その後を追って行って。
「っあ、ん//そこ…」
桃色の突起に辿り着いた。
左側は舌が、反対側は指が動き、ころころと転がされて甘い声で鳴いた。
「や、ぁ…もぉっ//」
「もう…何?」
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