戦場へ
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「それじゃあ行ってくるよ」 一言だけ妻に残し彼は基地へ向かった。 愛する妻と娘を残して戦場へ向かうのだ。 「ライル少尉おはようございます。」 警備の兵が私に朝の挨拶をする。 「ようライル」 ロッカールームではいつものような朝のやりとり。 「やぁラッツ」 彼はバディのラッツ。もう組んで三年になる。
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