初陣

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「よしっ!OSも異常なしだ。」 ジャンは早速自分の愛機のデスティニーインパルスに乗り込み、起動させた。 「んっ?あの角付きのザクウォーリアはスバルのかな?」 ジャンは角付きのザクウォーリアを見つけて、通信を入れた。 「よぉ!お前の角付きで色違いのザクウォーリアか。」 そう言うと、スバルは凄い形相で叫んだ。 「これはザクウォーリアじゃない!ザクファントムだ!ザクファントム!」 「そりゃあすんませんでした。」 ジャンは反省していないと言うように、手をヒラヒラさせながら言った。 そしてスバルのザクファントムとジャンのデスティニーインパルスが船の格納庫に入った。 「よしっ!俺の機体は搬入終了!んっ?何だ?あのザクウォーリアは。」 ジャンは迷彩柄のザクウォーリアを見ながら言った。 「それは俺のだ。」 すると突然ジャンの後ろから、RDがやって来た。 「わぁ!何だよRDかぁ………驚かすなよ。」 ジャンは冷や汗をかきながら言った。 「別に脅かして無いぞ?」 「はいはい。そう言えば、隊長から何か言われたか?」 隊長とは、ユベルの事である。 ザフトは基本階級が無く、隊長と艦長が上になる。 後は服の色でエースか普通かが決まる。 因みに緑が一般、赤がエースである。 そしてジャン、RD、スバルが赤服で、オペレーターであるマキは緑服。 そして隊長のユベルが白服だ。 「いや、隊長からは何にも………。」 「そうか。」 ジャンはそれだけ言うと、格納庫を出た。
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