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「はぁ………なぁ、整備班、俺のザク特別仕様だからよ、壊すなよ?壊したら噛み殺す。」
「り、了解です!」
スバルが真顔で冗談を言うと、整備班は慌てて作業に移った。
それを見ていたRDはクスクスと笑った。
「何が可笑しいんだよ?」
スバルがムッとした顔で言った。
「いやいや!そんなに慌てさせたら、逆に壊されるんじゃないか?」
笑いながら言うRD。
「そうなんだがよ、ま、良いじゃねぇか。壊して減給喰らうの奴等だし。」
「まぁそうだがな。だが…」
そこでそれまで笑っていたRDが急に真顔になりだした。
「どうした?」
不審に思ったスバルがRDの顔を見ながら言った。
「いや、何で議長は今さら新しい機体何て作ったのだろうって。だって、連合とプラントの間では停戦条約したをだろ?」
そう…
C.E.71年の時点で、地球、プラント間では停戦条約が結ばれた。
これをユニウス条約と言う。
「確かにな………テロリスト対策じゃねぇの?」
「また君は能天気な事を………」
スバルの発言にため息を吐くRD。
そしてそこで、パイロット収集の放送が入った。
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