31人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
「今日の活動はここまでっ。みんなお疲れさん!」
「んーーー…」
今日もやっとハルヒから解放されたな。
毎日こんな部活に付き合ってる俺達は何なのだろうかとツッコミを入れたくたるのは俺だけだろうか。
「そろそろ帰るとするか。」
「…………。」
ん…?
帰ろうとした途端長門は俺の制服を掴んだ。
「どうした長門?」
「………今から帰り?」
「まぁ見ての通りだ。」
またハルヒに関する話か?
今日ぐらいはハルヒの事は忘れてゆっくりテレビを観たいものだ。
「……一緒に。」
「へ……?」
「……途中まで一緒に」
……あぁ、途中まで一緒に帰ろうって意味か。
しかし何でだ?
前みたいに公園に呼び出すんじゃなくて手短にって事で長門なりの気遣いか?
断る理由が特にない俺は頷いた。
「じゃあ一緒に帰るか。」
俺がそう言うと長門は少し嬉しそうに頷いたのは俺の気のせいだろうか?
後ろで不機嫌になってる 人が居るのに気付かないまま部室を出ていった。
.
最初のコメントを投稿しよう!