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思いがけない言葉に驚いた。
そして彼女の瞳は真っ直ぐと俺を見つめていた…じゃなくて、まぁ…あれだ。
人間誰しもハムスターの様に寂しくなる習性があるから今の長門はきっとそれなんだろ。そうに違いない。
俺は長門に悩みでもあるのかと思い 思い切って尋ねてみた。
「長門にも悩みがあるのか?」
「悩み…?」
「俺の場合はハルヒに利用されたりハルヒに怒らたり…ってハルヒの事ばっかだな。」
「一つだけある。」
「何だ?」
長門に問い掛けたが返事はこなかった。
悩み内容は気になるが無理矢理聞き出したいとも思わずそっとしておいた。
暫く歩いていると別れ道 となりじゃあな、と一言言って別れを告げた。
それに長門は頷くと自分達の家に向かって歩き出した。
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