シンデレラ

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次の日 また下の階がうるさい。 まったく・・・てめぇらの出す声 豚の悲鳴。 見ると、 玄関で姉達が 踵とつま先を切っている。 とうとう気が狂ったかぁ・・・ あれ? 俺のガラスの靴・・・ たしか 明日服とか 妖精に返さなきゃいけなかったんだ! うわっ 履くな! 汚れる! 「勝手に履くな! 俺んだ!」 その場が静まり返る。 俺がポケットから もう片方のガラスの靴をだして揃えて もつと、 偉そうな 初老の男に呼び止められた。 「あなた もしや 昨日の舞踏会に来ていませんでしたか?」 「ああ・・・行きましたよ?」 「この方が王子の探していた人ですか! (男に見えるのはきのせいか?) 」 え 「さあ。参りましょう」 そのまま連れて行かれ お城の中・・・ 「王子!見つけましたぞ」 「よくやった。 下がってよい。」 王子はかなりイケメンだった。 「シンデレラ、私の嫁になってくれ・・・」 王子がいきなり ベッドに俺を押し倒した。 えぇ!? ちょ・・・ 王子は俺にキスをしただけで 俺の手を引き 違う部屋へと案内した。 「さあ。これを着るのだ」 純白のドレス ドレス。 スカートだ。 「さっ。行こう♥」 王子は俺をお姫様だっこして大広間に行った。
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