第一章

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教室に戻ると、幸也が話し掛けてきた。 内容は三人と一緒だったことについて。 適当に返事をして、席についた。 ガラッ ドアが開き、委員長と担任が入ってくる。 文化祭のためのHRだ。 「まずは、何をするか決めたいと思います。何か意見がある人?」 委員長の言葉に「焼き鳥屋!」とか「焼きそば!」とか食べ物ばっかり言う男子の言葉や「喫茶店。」とか「ホストクラブ。」とか派手な事をしたいらしい女子の言葉。 結果的に投票をする事になり、選択肢を作られた。 ・喫茶店 ・ホストクラブ ・屋台 ・劇 ・お化け屋敷 ・迷路 この六つだ。 僕は何でも良いやと思ったけど、楽しそうなお化け屋敷に投票した。 結果 ・喫茶店    五人 ・ホストクラブ 二人 ・屋台     十二人 ・劇      二人 ・お化け屋敷  八人 ・迷路     八人 まぁ、屋台になった。 売るのは、焼きそばとお好み焼きとおにぎりだ。 屋台は力のある男子が作り、女子は材料集めなどをすることになった。 次の日から、男子は屋台の設計図を書いたり、木材や釘などを買ったりした。
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