プロローグ

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真っ暗な部屋に並ぶ大勢の人。 その人たちの前で立っている一人が口を開いた。 「時が来た。我らの計画遂行のため最高の能力を持つ者、牧野澪夜を連れてこい。」 「はっ。」 一斉に皆が動き出す。 誰も居なくなった部屋で先程話していた男は笑っていた。 「牧野澪夜早く来い。クククッ。」 ――――――― 場所は変わって、同時刻。 そこにも大広間に人が並んでいる。 「闇の奴等が動き始めた。柳沢雅人、高橋源吾、中内真理亜。以上三名に牧野澪夜のガードを任命する。直ぐに向かえ。」 「「はい。」」 老人と言えるが威厳のある男に命令された三人は直ぐにその場を後にした。
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