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葵「黄…。」
黄「先輩に告白したんでしょ?どうだったの?」
葵「今噂になってるじゃん。先輩、男が好きなんだって…。」
黄「ええ~!!あの噂ってホントだったの!?てっきり先輩に振られた娘がやけになって言いふらしたんだと思ってた;;」
葵「私もそう言って振られたから間違いないよ…。」
黄「葵は先輩が男が好きだから諦めるの?」
葵「だって仕方ないじゃない!!先輩がどんなに好きでも私は男にはなれないんだよ!?」
黄「そうかもしれないけど、初恋の相手だったんでしょ?そんなに簡単に諦めていいの?」
葵「じゃあ、私はどうすればいいの?先輩をどんなに想っていても私は男になれないし、もう先輩を近くで見ることも出来ない…。」
それだけ言って私は黄の胸を借りて思い切り泣いた。
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