告白

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ひとしきり泣いて気分が落ち着いてきた私に黄はとんでもないことを提案してきた。 黄「そうだ!!葵、先輩と同じ男子校に通いなよ!!」 葵「はあ?私女だよ?男子校なんて通えるわけないじゃん!!」 黄「大丈夫だって!!剴光男子校ってうちのお父さんが理事長やってるから事情を話したら協力してくれるって!!」 葵「黄のお父さんすごい人じゃん!!」 黄「そんなことないよ;;理事長って言っても肩書きだけだしね。」 葵「それでもすごいって!!」 黄「あはは;;ありがと。初めて友達に話したよ。」 葵「何を?」 黄「お父さんが理事長やってるってこと。」 葵「ええっ!!何で!?」 黄「だって親が理事長やってるって話したらコネ目当てで近寄って来る奴ばっかりじゃん。だから、親のこと話してもコネとかなんとか言わない葵にだけ話したの。」 葵「ありがとう…。そんな大事な話を私にしてくれて。」 黄「いいよ!!うちら親友じゃん!!」 葵「うん!!」 黄「ああ、それと私も剴光男子校通うから。」 葵「何で!?」 黄「そりゃ、葵可愛いから葵の恋が実るまで私が葵を守るため。」 そう言ってペロッと舌を出して笑った黄は本当に可愛いかった。 葵「私が可愛いとかあり得ないから!!黄のほうが数億倍可愛いし!!」 黄「はぁ…。これだから天然は。」 葵「なんか言った?」 黄「ううん、何でもないよ。あ、そうだ!!今日から一年間男になるための修行しなきゃね!!」 葵「しゅ、修行!?」
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