‡男装彼女‡

告白

そして、見事俺達は剴光に合格した。

さらに、俺は学年トップで合格した。いわゆる首席ってやつ;;

ちなみに黄は二番だったらしい。

俺に負けて相当悔しかったみたい笑

でも、首席入学ってなんか挨拶しなくちゃいけないらしくて、はっきり言ってかなり面倒くさい。

今日が入学式なのに原稿すら書いてないし;;

黄「葵!!もうすぐ時間だよ!?原稿出来たの!?」

慌てた様子で俺の部屋に入ってくる黄…。

葵「まだ出来てない…。」
　　　　　　　　　　　　　　　黄「はぁ!?お前今まで何してたんだよ!?」

葵「考えてたんだけど、何も思い浮かばなかったんだよ;;」

黄「もういい!!ぶっつけ本番だ!!」

葵「了解!!」

黄「大丈夫かよ。ﾎﾞｿｯ」

葵「何か言った？」

黄「…何でも。それより早く行こうぜ!!」

そう言って走り出して行った黄。

葵「ちょっと待てよ!!」

俺も黄の後を追いかけ、剴光へと走った。