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「厨二病…?」
「姉さん黙ってくれ、そして引くな違うから!!」
「ふんいいもん、どうせ厨二丸出しの変人チームだもん」
「隊長、いい年して気持ち悪いです」
時瀬の動きが止まった。もう取り返しはつかない。そして優乃がゆっくり立ち上がる。
時瀬は嫌な予感全開で咄嗟に防御の体制。
「うわぁぁぁぁぁぁ…!!!」
ガードの上から強烈な一撃。
防御むなしくそう遠くないコロシアムの壁にまで吹き飛ばされる時瀬。
そして直後、優乃は部下である女性に近付いた。
「あ、危な――」
「大丈夫です~」
「し、静火さん!」
「彼女も伊達にアレの副隊長を勤めている訳ではないのです~」
にんまりとした笑みを浮かべる静火、そして時瀬を回復し瓦礫から引きずり出すと同時に目の前の自体に驚いた。
「ありがとうございます、隊長自ら私得意のテリトリーに上げて下さるなんて…」
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