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「はっ!!!・・・・・・・・・・・・・ん!?」
俺は、
自分の部屋の、
自分のベッドの上で、
少し厚手の毛布をいつも通りベッドの下に落として暑苦しそうに寝ていた。
「ハァ・・・・、またあの夢かよ」
「朝ごはんよー!!早く降りて来ないとごはん抜きだからねー!!」
下の階から母さんがいつも通り叫んでいる。
俺も負けじと…
「わかったから!!いちいち叫ぶなっ!!」
叫んでみた。
「叫ばれたくなかったらいつも早く自分でおきな!!!!!!」
逆に叫ばれた。
「ハァ、………。」
こうして、毎日恒例の平和(?)なやり取りが終わった。
今日も暑い1日になりそうだな…。
…そう思いながら雄叫び母さんと朝食が待つ一階のキッチンに降りて行った……。
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