106人が本棚に入れています
本棚に追加
当時,家政科と言う主に料理や子供,裁縫などを学んでいる高校に進学したため普通科よりはかなりの授業料などがかかっていた。
授業料を払ってもらえないために担任から布代などを借りていた。
そんな日々を繰り返して二年の秋。
授業で浴衣を作る事になり,生地代だけでも軽く4万はいってしまう事が分かりかなり悩み…結局出してもらえずそれが中退の理由になりました。
何とか仕事を探し,仕事をして初任給で学校に直接払いに行きました。
ホントは辞めたくなんてなかったのに。
何故なら私には夢があったから。保育士になりたいといつもそう思って生きてました。
泣く泣く夢を諦め必死で働き18歳になり車の免許と車を買いました。
もちろん全て一人で払い終えました。
頑張り過ぎたせいか私は体調を崩して気付いた時には精神的にボロボロで精神疾患になっていました。
しばらく薬をのみながら自宅療養し,仕事を探しある一軒の新しくオープンするパチンコ店のスタッフ募集が何故か目についてすぐ電話をして面接をしました。
結果は,すぐに電話で伝えられ採用でした。
そこが私と主人の出会いの場になるとは思ってもいなくてただその時は何故かここで働きたいという一心でした。
翌日仕事に行きまだオープン前の店内でオープンに向け,作業が着々と進む中で自己紹介が始まり主人を初めて見た時,私は他に5年お付き合いしている人もいて婚約もしていました。
この人は恋愛対象外と思っていたのは当然の事でした。
そんな毎日顔を合わせているうちにいつの間にか打ち解け話しをし始めよく話しする仲が良い関係になりました。
そんなこんなで店がオープンし,全台が埋まるほどお客様がきて話す時間もなかなかなくそれでも数日後には休憩時間が一緒にとれる様になりまた話しが再開した。
いつの間にかプライベートでも会うようになっていた私は,知らない間に主人に気持ちが傾いていたんだろうなと思った。
夜勤明けの休憩室で遂にその時はやってきて率直に好きだと言われた。
一瞬に気持ちがわからない。
一体当時婚約までした彼とどちらが私にとって大事な存在なのか。
でも実際彼といる時より何故か安心して何でも話していた自分にどこかでストップをかけていたのかもしれない。
最初のコメントを投稿しよう!