無口達の始業式

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桜は…嬉しいと抱きついてくる…でも…喜んでくれるのは…嬉しい 「せや、黙。宿題うつさせてくれんか?ど~しても間に合わんのや」 「だめだ…自業自得」 「そうだよ修也!みんな教えあったりしても、うつしたりしてないよ」 「私も…堺と一緒には…やったけど…うつしてない」 そういったら…二戸はうなだれてる 「頼むわ!桜!ほら、彼氏が困っとったら助けるのも彼女の役目やろ!?」 「それは役目じゃなくて修也が甘えてるだけだからダメ!」 仲が良いな。さすが…だな 「二戸…今から解けば…間に合うかもしれない…手伝うぞ」 「ホンマか!?」 俺は…二戸の方を見て言う 「うつすのは良くない。でも…手伝うのは…構わない」 「そうね…私も手伝う…親友が困ってるんだから…」 「仕方ないね。修也、私も手伝うよ!」
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