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アリア
「なっ!?いない!?」
次の瞬間。
メテオの大型ビーム砲の砲身が切断された。
とっさの判断でビーム砲をパージする。
しかし、何が起こっているのか誰もわからない。
唯一分かるのは、敵が何らかの方法で姿を消しているということだけだった。
ネッド
「ちくしょう!!これじゃあ何のためのMSなのかわかりゃしない!」
アレイズ
「おちつけ。まだ負けと決まった訳じゃない」
ネッド
「しかし隊員、このままじゃなぶり殺しですよ」
2人の会話を黙って聞いていたアリアはふと気が付いた。
アリア
「…熱源反応は完全に消えてない」
アレイズ
「なに?本当か?」
アリア
「はい。さっきの攻撃の時に微弱な熱源反応を確認しました」
ネッド
「でも、そんなに弱いんだったら離れたら分からないんじゃ…」
完全と思われた敵のわずかな欠点だったが、有効な手立てを見つけるには不十分だった。
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