プロローグ

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人類が宇宙に出始めて、およそ1000年以上は経過したであろう未来。 スペースコロニーに移住していた人々は、火星を人間が住める環境に変え、次々と“新たなる大地”を求めて更なる移住を行なった。 火星には人類の約半分が移り住むこととなり“第二の地球”になりえた。 しかしながら、地球と火星の性質の違いから差別意識が発達。地球は火星を植民地とし、火星は一つの国家としての独立を掲げた。 それを良く思わない地球圏統一国家上層部は火星及びスペースコロニーへの物資の輸送を全面禁止。火星側の独立をさまたげようとした。 しかし、局面は思わぬ展開を見せる。
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