地球のモビルスーツ

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地球軍・フロリダ基地上空 ネッドとアレイズの駆るMSそしてもう一機で構成された第5機動小隊が、迎撃のために出撃していた。 いずれの機体も、地球軍の量産型MSである【EBMー103 ブレイド】を元の機体としていたが、そのシルエットは原形をとどめぬほどに改造されていた。 機体の各部に設けられたスラスターを大幅に強化し、最低限の装甲と武装とした高速戦闘型の機体はネッドの駆るものであり【EBM-304LgH ライトニングガンダム】と呼ばれている。 一方、アレイズの機体【EBM-402Ag アストロガンダム】はスラスター強化のみでなく、中長距離武装の強化をしている万能型である。 全ての性能において高いレベルでバランスの良い機体であり、あらゆる戦局に対応することができる。 そしてもう一機は遠距離武装型【EBM-510Mg メテオガンダム】である。 他の二体とは武装の数がケタ違いに多く、後方支援を主体とした機体であることは明らかだ。 しかし、その武装は実弾とビームのバランスが良く、いかなる状況においてもその性能をフルに発揮できるようになっている。 これら三機は固有の機体コードを割り振られており、MS開発計画『Gamely Uncompromisingly Native Defend About Martian』通称GUNDAMプロジェクトにちなんで、GUNDAMの呼称で呼ばれた。
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