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「ぬぁ!君君君!!」
「な、なんだよ」
たぶん流血くらいでは済まないと思った程素晴らしい力で蹴り飛ばしたのに、意外とケロッとした顔で立ち上がる若い男。(土と草まみれだけど)
「イケメンじゃないか!」
「は?」
真っ黒の髪にアイスブルーの瞳、歳は大学生くらいの10代後半か20代前半だろうか、身長は高いし細身だけどきっと着痩せするタイプだ、そして何より顔が良い!
ちょっとツリ上がった目と眉がヤンキーぽくって怖いけど、他でばっちりカバーできる程の美形だ。
「良かった~蹴ったの顔じゃなくて、美形は宝だよ!宝!」
「何訳分からん事を言ってるんだ、だいたい何で空から降ってくるんだよ」
「うぉう!イケメン君、そうだった、いやー気がついたら空に居るんだもん、ミステリー?ココハドコデスカ?」
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