プロローグ

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数十分後 コンコンコン と、ドアをノックする音が聞こえた。 「入れ」 クロスがそう言うとドアが開き、執事が入ってきた。 「失礼します……測定が終了致しました」 「そうか……で、結果は?」 「…………………ご自分でお確かめ下さい」 「…どうかしたのか?」 「……………」 執事は答えぬまま下がっていった。 「一体どうしたというのだ……」 クロスは若干悪態をつきながらも、アベルとリリスの居る部屋へと向かった。
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