序章

4/8
前へ
/9ページ
次へ
着いた場所は池だった。 「あれ?俺たちの他に誰かいるぞ」 確かに人らしきものが池の端に立っていた。 「本当だ誰か立っているね。 あれ、他にも来たよ」 そう言うと森の奥から5~6人の人がぞろぞろ出てきてその人物を取り囲んだ。 男の子がアルスの肩を叩いて 「なぁ。少し近くで観ないか?」 「なんで? 行く理由なんてないだろう」 「そうだよ。 それに危ないよ」 男の子は 「お前、怖いんだな」 「そんな事は無い。 分かった。じゃあ行こう」 二人は謎の光景に近づいた。 「ちょっと待って私も行く」 少し遅れて女の子もついてきた。 そして3人は近くの茂みに隠れた。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加