届け物

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玄関に入るとなにやら味噌汁のような匂いがしてきた。 ちなみに、俺んちは合わせ味噌である。 「ただいま。」 俺は帰宅の言葉を言うと奥の方から母さんの「お帰り」という声が聞こえた。 とりあえず、汗で気持ち悪くなった制服を着替える為に自分の部屋に向かった。 「ふぅ~。生き返る~。」 自分の部屋は母さんがエアコンを付けておいてくれたのか、とても涼しく外との気温差を感じさせる。 いやもう、科学様々だね。 とりあえず、袋と鞄をベットの上に放り投げ着替え始めた。 汗のせいか少し制服が脱ぎにくく若干いらいらしたのは言うまでもない。
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