始まり

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母さんはそう言いながら、テーブルの上にあるバタートーストと目玉焼きを指差した。 「ハイハイ。分かったよ。」 俺は反論するのも面倒くさくなり文句も言わずテーブルについた。 朝飯を食べている途中、回り(主に母さん)がうるさかったが無視をしていた。 「ごちそうさま。歯磨いてくる。」 俺はそう言って洗面台に向かい歯を磨いた。 もう一度、居間に戻ってみるとそこに泉と良也の姿はなく母さんが1人洗い物をしていた。 「2人とも先に外に行ってるわよ?あんたも早く行きなさい?」 俺が居間に来た事に気づいたのか母さんがそう言ってくれた。
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