ろ○す

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町の寂れた公園。 そこに、拙者とろすすがいた。   アヤタネ「町の女性を手中におさめ好き放題やりおって。このアヤタネ、お主だけは許さんでござる!」   ろすす「愚かな。たかが人間ごときが、よもやこの淫獣王にちらりとでも勝てると、そうは思っておるまいな?……ならば笑止。息の根をとめてくれるわ!」   アヤタネ「参るッ!」   ピシュン!   人間がたゆまぬ努力の末ようやく扱うことができるピシュンを最初から使う。 拙者のピシュンは通常のそれとは違い、瞬動と呼ばれるものでござる。 これぞ極意! 最初からクライマックスでござる!   アヤタネ「覚悟ッ!」   剣・サイファーを棒立ちのろすすへ振りおろす!   ピシュン!   ろすす「なにかの冗談か?」   ろすすの声が背後から聞こえた。   アヤタネ「なん…だと…?」   ろすす「ピシュン程度造作もないわ。我を人間レベルで考えるとはとんだたわけがおった」
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