幸せなんです。

6/6
266人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
  まぁ、昔に比べたら痩せたよな 周りがやたら騒いでて俺はイマイチ気付いてなかったけど あー、でもピークの時は流石にヤバいよなって話になって 頑張ったよなお前 でも気い抜いてたらまた戻るんじゃないのか とは言わないけど。 流「髪も乾いたし食ったし寝るか」 乾かしたの俺だけどね 流「れいちゃん」 甘えた目でジーッと見てくる あーはいはい でもご褒美ぐらいくれてもいいんじゃない 玲「はい流鬼から」 自分の口元を指差す 流「…」 あ、今ちょっと不機嫌になった そんな表情の微妙な変化が面白い たまにはこれで楽しんでもバチは当たらないだろ 玲「んーるったん」 しつこいぐらい言ってやらないと来れないから ほれーおいでるったん 手も伸ばしてやると不機嫌さを崩さないまま流鬼が近付いてきて 押し付けるだけのキス そこまでしてくれたら俺から舌を絡める 流鬼から口を当ててくれたら取り敢えず俺は満足 食べたときよりも甘い アイスよりこっちの方がいい 冷たいより温い甘さが こき使うつもりが使われた感がかなりあったけど 1日の終わりにこれが貰えたら後はどうでもいい 流「‥ふぅ んー」 玲「気持ちよかった??」 流「う。」 顔見ればわかるけど 玲「おし、じゃあベッドへゴー」 流「玲汰も一緒」 玲「はいはい」 今日もいつものようにひっつきながら おやすみ
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!