◆探偵戦隊再集結◇

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ソルバーブラック 「闇の奥義!ブラックアウト!!」 ソルバーブラックが叫ぶと同時に、辺りは闇に包まれた。 グローン 「な…何だ?」 ソルバーブラック 「…奥義だ!南条ッ!!」 ソルバーピンク 「うんッ!…恋の奥義!ハートフルアロー!!」 何も見えない暗闇の中で、ソルバーピンクは専用武器の弓矢を放った。 グローン 「……?!」 …バスッ!! そして、一瞬の間の後、矢が突き刺さる強烈な音が響き渡った。 《枕元邸》 探偵戦隊の5人が異星人と戦いを繰り広げている最中、枕元邸では… 枕元「う~ん…それは質の悪いひったくりやな~…」 依頼人 「はい…」 …枕元が、依頼人の話を聞いていた。 枕元「…よっしゃあ!俺が絶対捕まえたるでぇ~っ!!」 依頼人「よろしくお願いします…」 枕元「おう!まかしとけ!!…早速捜査開始やッ!!」 枕元が勢いよく立ち上がりながら言うと… ボルシチ 「…どうぞ、ピロシキ様…」 …ボルシチが近づいてきて、上着を枕元に手渡した。 枕元「ほな…行って来るわ♪」 枕元は上着を羽織ると、枕元邸を出ていった。 ボルシチ 「いってらっしゃいませ…」 《久間谷町》 久間谷町は未だ闇に包まれている…。 ソルバーグリーン 「…当たったか?」 ソルバーレッド 「いやいや、絶対当たっただろ!…バスッ!!と聞こえただろ!…バスッ!!っと!」 ソルバーピンク 「うん!手応えもあったわ!」 ソルバーブルー 「さすが優香里さん!スゴいよ!!」 ソルバーピンクが放ったハートフルアローの行方を知ろうと、全員が闇の中で目を凝らした。 エンドルド 『…近い未来…この世は終わる…我が輩(わがはい)の手で…我が輩にはその"力"があるからだ…』 その時、遠くの巨大モニターからエンドルドの声が聞こえてきた。 エンドルド 『…この…"灰色の小石"…お前らは信じられないだろうが…この石を1000個集めれば、この世を終わらせることが出来るのだ…』 探偵戦隊 「(灰色の小石…?)」 エンドルド 『…俺の手には、既にこの小石が999個集まっている…あと1個だ…あと1個…』 エンドルドの不気味な声が聞こえなくなると… ―――――。 …辺りは光を取り戻した。 探偵戦隊 「…あっ…」 そこにはもうグローンの姿は無く…代わりに… ソルバーブラック 「う…うぅ…」 …背中にピンク色の矢が刺さったソルバーブラックの姿があった。 探偵戦隊 「な…何ッ!?」
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