◆探偵戦隊再集結◇

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国本「し…渋澤さん!だ、大丈夫ですかッ??」 南条「わ…私の矢が渋澤さんに刺さってる!!」 草川「相手に闇を利用されたか…!」 変身を解いた探偵達は、跪く渋澤を見て、驚きを隠せない。 早坂「ちょっと待てよ…ってことは、まさか?!」 早坂が何かに気付き、声を上げると… 渋澤「……」 …渋澤は、静かにゆっくりと立ち上がった。 皆「……」 そして、探偵達の方を振り返ると… 渋澤「……」 南条「……!!」 …渋澤は、南条の顔だけをじっと見つめた。 南条「ご…ごめんなさいッ!!」 そのあまりの目力(めぢから)に、思わず南条は謝った。 渋澤「……」 タッ、タッ、タッ… 渋澤は南条の謝罪に何も返さず、近付いてくる。 …バッ! 南条「……ひぃ!」 すぐ目の前までやって来た渋澤の迫力に、南条は一歩後退った。 渋澤「……」 南条「……」 皆「……」 暫しの沈黙があり、渋澤が口を開いた。 渋澤「南条…許してやる…」 南条「よ、良かったぁ~…渋澤さん恐い顔してたから怒ってるのかと…」 渋澤「ただし!!条件があるッ!!」 突然の渋澤の言葉に、南条の顔は再び引き吊った。 南条「…え?な、何ですか??」 南条が聞き返すと、渋澤は力強く南条の肩を抱き寄せて言った。 渋澤「国本と別れて…俺と付き合えッ!!」 南条「…え?!」 国本「な…何!?」 皆「…えぇ~~ッ!?」 渋澤の爆弾発言に、早坂は頭を抱えて呟いた。 早坂「あちゃ~…」
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