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南条「そう言えば、さっき買い物した"ショッピングモール"…あそこでも、異星人撃退したよね~☆」
国本「そういえばそうだね!確か初めて異星人が巨大化した時だったような…」
南条「そうそう!あの時はホントみんな焦ったよね!」
国本「うん!権兵衛さんのロボが無かったらどうなってたことか…」
南条「みんな今頃ど~してるのかな~?」
南条は空を見上げながら、共に戦った仲間達の顔を思い浮かべた。
国本「元気にしてるかな~?」
…バッ!
お婆さん
「ど…ドロボー!!」
国本・南条
「……!?」
突如響いた通行人の声に2人は同時に反応し、お婆さんに駆け寄った。
国本「お婆さん!どうしましたか??」
お婆さん
「か…カバンを持ってかれたんだよ~…カバンには財布も印鑑も孫の写真も入ってるんじゃ~…」
南条「あ、アイツね!!」
南条の視線の先には、全身黒ずくめの男が走り去っていく姿があった。
国本「優香里さんはお婆さんに付いててあげて!僕がアイツ捕まえるから!!」
南条「うん!」
お婆さん「頼んだよ…」
国本「任せてください!!」
国本は胸を叩いて言うと…
国本「待てぇ~~!!ひったくりぃ~~!!」
…ひったくり男を、全力疾走で追いかけ始めた。
国本「待て待て待てぇ~~ッ!!」
国本の凄い剣幕に、通行人達は道を譲ってくれる。
ひったくり
「…ちっ!」
ひったくり男も追っ手に気付き、舌打ちした。
国本「待て待て待てぇ~~ッ!!」
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