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《新佐古探偵事務所》
探偵事務所へと帰ってきた探偵達と、五十嵐は話をしていた。
五十嵐
「…てかさ、探偵戦隊って巨大ロボとかないの??…噂で聞いたんだけどさ!」
草川「あるが…今回は奴ももうヘルダークドリンクを持っていなかったし、巨大化することがなかったから…出番が無かったんだ…」
五十嵐
「なーんだ…見てみたいなぁ!そのロボ!」
五十嵐がそう言いながら、テレビに目をやると、そこでは『探偵戦隊、再びこの世を守る!』という内容の特番が放送されていた。
五十嵐「すげぇ~…探偵戦隊かっこいいなぁ!!」
テレビに夢中になっている五十嵐に渋澤が声をかける。
渋澤「五十嵐…ずっと気になっていたことがあるんだが…」
五十嵐
「何何?何でも聞いてくれ!!」
五十嵐は渋澤に向き直り、目を見ながら言った。
渋澤「どうしてお前はソルバーグレーになることが出来たんだ…?」
五十嵐
「……!!」
渋澤が質問をしたと同時に、五十嵐は目をそらした。
探偵達「……??」
ダニエル
「HeyHey…その顔は…」
クリスティ
「何か隠してるわね…」
五十嵐
「いやいや…何も隠してないよ~!!…て、あなた美人だねぇ!今度2人でカフェなんてどう??」
ダニエル
「ごまかすな!…あと、クリスティにチャラい絡み方をするな!!」
凄い剣幕で言ったダニエルに、五十嵐は小さく震えた。
五十嵐
「す、すいません…も、もう言いません…」
プルルルル……!!
その時、探偵事務所の電話が鳴り出した。
テンスター
「はいはーい…」
テンスターがキッチンから暖簾(のれん)をくぐって出てきて…
ガチャッ!
…受話器を取った。
早坂「それにしても、テンスター強くなってたよなー…」
そんなテンスターを見ながら、早坂が呟く。
国本「ホントですよね~…あの魔王に"だ~れだ?"とか良くやりましたよね~!」
Xダーク
「テンスターはヘル・キング・ダークを倒してからも、俺の指導のもとでずっと特訓を続けていたからな…」
草川「そうだったのか…私達も見習わないといけないな…」
南条「"継続は力なり"とはまさにこのことね!」
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