◆灰色戦士の正体◇

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《新佐古探偵事務所》 探偵事務所へと帰ってきた探偵達と、五十嵐は話をしていた。 五十嵐 「…てかさ、探偵戦隊って巨大ロボとかないの??…噂で聞いたんだけどさ!」 草川「あるが…今回は奴ももうヘルダークドリンクを持っていなかったし、巨大化することがなかったから…出番が無かったんだ…」 五十嵐 「なーんだ…見てみたいなぁ!そのロボ!」 五十嵐がそう言いながら、テレビに目をやると、そこでは『探偵戦隊、再びこの世を守る!』という内容の特番が放送されていた。 五十嵐「すげぇ~…探偵戦隊かっこいいなぁ!!」 テレビに夢中になっている五十嵐に渋澤が声をかける。 渋澤「五十嵐…ずっと気になっていたことがあるんだが…」 五十嵐 「何何?何でも聞いてくれ!!」 五十嵐は渋澤に向き直り、目を見ながら言った。 渋澤「どうしてお前はソルバーグレーになることが出来たんだ…?」 五十嵐 「……!!」 渋澤が質問をしたと同時に、五十嵐は目をそらした。 探偵達「……??」 ダニエル 「HeyHey…その顔は…」 クリスティ 「何か隠してるわね…」 五十嵐 「いやいや…何も隠してないよ~!!…て、あなた美人だねぇ!今度2人でカフェなんてどう??」 ダニエル 「ごまかすな!…あと、クリスティにチャラい絡み方をするな!!」 凄い剣幕で言ったダニエルに、五十嵐は小さく震えた。 五十嵐 「す、すいません…も、もう言いません…」 プルルルル……!! その時、探偵事務所の電話が鳴り出した。 テンスター 「はいはーい…」 テンスターがキッチンから暖簾(のれん)をくぐって出てきて… ガチャッ! …受話器を取った。 早坂「それにしても、テンスター強くなってたよなー…」 そんなテンスターを見ながら、早坂が呟く。 国本「ホントですよね~…あの魔王に"だ~れだ?"とか良くやりましたよね~!」 Xダーク 「テンスターはヘル・キング・ダークを倒してからも、俺の指導のもとでずっと特訓を続けていたからな…」 草川「そうだったのか…私達も見習わないといけないな…」 南条「"継続は力なり"とはまさにこのことね!」
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