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《探田邸 》
調造「で、これからどうするんじゃ?お前達は…」
調造が聞くと、早坂が口を開いた。
早坂「それより今回、探田さんあんまり出てこなかっただろ?…やっぱり歳のせいでどっか悪いとこでもあるんじゃねぇのか?」
国本「探田さん、そうなんですか?!」
調造「…確かに最近足腰が痛いと感じることも多いし、外出と言ってもテンスターと行く散歩くらいなもんだ…」
自信無い表情の調造を見た枕元は慌てて話し出した。
枕元「あ、せや!せや!…"第六感"はどうなんや??…やっぱり探田調造言うたら…"第六感"やろ!!」
調造「それも最近めっきりでなぁ…全く見えないんだ…」
枕元「…あ、せやかて今やったら復活してるかもやで!!いっぺん試してみたらどや??…例えば、今から俺ら探偵戦隊がどんな行動をするかとかなぁー!!」
調造「分かった…やってみよう!」
目を閉じて集中し始めた調造を確認した枕元は…
枕元「ええな?みんな分かっとるな??…今、探田さんは自信無くして落ち込んでる…せやから、次に探田さんが"第六感"で言うた行動は絶対に俺らでやるんやで!…それが何であろうと"第六感"を的中させて、探田さんの自信を取り戻すためにな!」
…と、小声で言った。
探偵達「…………」
探偵達は頷くと、調造に向き直った。
調造「オホンッ!見えたぞ…お前達探偵戦隊はこれから…」
探偵達「…………」
調造が次に何を言い出すのか、探偵達は固唾を飲んで待った。
調造「…これから…」
探偵達「…………」
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